木質バイオマス燃料

東北電力ネットワーク㈱の配電線保守作業等に伴い発生する伐採木を、岩手県北上市の東北電力グループ企業「グリーンリサイクル(株)」で木質バイオマス燃料に加工します。

木質バイオマス燃料は、CO2の排出抑制につながる「カーボンニュートラル」な燃料であり、酒田共同火力発電所で石炭と混合して粉砕・粉状にし、ボイラーで燃焼して発電しており、2021年度は年間約2,820tの木質バイオマス燃料を使用しました。また、これまで2号機のみで混焼していた木質バイオマス燃料を2022年2月から1号機でも混焼するとともに木質燃料の数量確保に努め、2022年度は年間4,800t程度を消費する見込みです。これに伴うCO2排出量削減効果は4,300t程度となる見通しであり、一般家庭約1,400世帯が1年間で排出するCO2量に相当します。

当社は、今後も循環型社会の形成および低炭素社会実現への取り組みを継続し、「地域と共生するエネルギー企業」としての役割を果たしてまいります。

東北電力
伐採木収集
グリーンリサイクル工場
燃料運搬
酒田共同火力発電所

運用開始
2011年5月25日‐2号

2022年2月 1日‐1号



設備概要
木質バイオマス燃料を受け入れ後、運炭払出コンベヤ上で石炭と混合し微粉炭機で石炭とともに粉砕のうえ、ボイラーで燃焼します。

導入効果
2021年度実績で約2,500tのCO2の排出を削減しました。

施設紹介

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