東北電力グループ行動指針(2017年4月)

私たちは,「地域社会との共栄」「創造的経営の推進」の経営理念のもと,安全確保を最優先に,お客さまに喜んでいただけるエネルギーサービスの提供を始めとして,私たちの使命および企業の社会的責任(CSR)を着実に果たし,企業価値を高めていくことにより,お客さま,地域の方々,株主・投資家の皆さま,お取引先の方々などから信頼され選択される企業を目指します。

そのためにも,従業員ひとりひとりが,事業活動の基盤は社会との信頼にあることを強く自覚し,企業倫理・法令遵守に対するしっかりした認識・知識を持ち,揺るぎない倫理感をもって,業務を遂行していきます。

また,不適切な事象を発生させない,見過ごさない,適切な情報公開を行う,という企業風土を作っていくことを従業員全員で再確認し,お客さま,地域の方々,株主・投資家の皆さま, お取引先の方々, 従業員などとの強い信頼関係を築き上げていきます。

このような認識にたち,以下の「行動原則」および「行動指針」にしたがって行動します。

行動原則

1.安全確保を最優先にエネルギーの安定供給,サービス等の提供

安全確保を最優先に, お客さまに信頼され満足していただける生活や事業活動を支える低廉なエネルギーの安定供給や, お客さまのご期待に応えるサービス等の提供を行っていきます。

2.企業倫理・法令遵守の徹底

すべての事業活動において,関係する法令と法の精神の遵守を徹底することはもとより,常に企業倫理を徹底します。

3.地域との協調と地域社会への貢献

地域の方々に事業活動を支えていただいているとの基本的な認識にたち,地域社会の一員として,地域との協調と地域社会の発展に貢献していきます。

4.環境への配慮

企業グループの事業活動が環境問題と深く係っているとの認識にたち, 地域の環境保全と地球環境問題に積極的に取り組みます。

5.透明な事業活動の推進

社会の方々との幅広く円滑なコミュニケーションと情報開示を行い,透明性の高い開かれた事業活動を推進します。

6.個人の尊重と風通しの良い活力ある企業風土づくり

従業員ひとりひとりの人格,個性を尊重し,お互いに連携し,自由活発な意見が交わされる風通しの良い活力ある企業風土づくりを推進します。

行動指針

1.安全確保を最優先にエネルギーの安定供給,サービス等の提供

(1)安全の確保

安全の確保はすべての事業活動において最優先事項であるとの認識にたち,安全に関する法令等を遵守することはもとより,次の事項について徹底していきます。

  • 原子力をはじめとする企業グループが保有,運営する設備などについては,常に安全確保のために必要な対策を確実に実施します。
  • 現場の作業手順・環境などについては,安全最優先を徹底し,公衆および作業従事者の安全確保に努めます。
  • 現場における重要な安全に関わる情報について,関係各者間での共有と活用を図ります。

(2)お客さまの生活や事業活動を支える低廉なエネルギーの安定供給

公益事業を担う企業グループとして,その使命を自覚し,お客さまから信頼され満足していただけるよう, お客さまの生活や事業活動を支える低廉で環境に配慮したエネルギーの安定供給とサービス向上に全力を尽くします。

(3)お客さまのご期待に応えるサービス等の提供

企業グループとして, さらに信頼いただけるよう, 多様化するお客さまのご要望に一層耳を傾け, お客さまのご期待に応えるサービスの提供に全力を尽くします。

2.企業倫理・法令遵守の徹底

(1)法令の遵守

企業グループの事業に関わる全ての法令と法の精神の遵守を徹底します。
特に,次の事項について徹底していきます。

〇法令等に基づく手続きや記録・管理の取り扱い

電気事業法をはじめとする関係法令に基づく許認可取得,届出および報告等の手続きや,事業活動・業務に関するデータの適正な記録・管理を確実に行います。

〇公正な取引の確保

独占禁止法をはじめとする取引に関する法令等を遵守し,公正かつ自由な競争を前提に取引を行います。

〇知的財産権の保護

企業グループの知的財産権を保護・活用するとともに,他人の知的財産権を尊重します。

〇インサイダー取引の禁止

会社の重要情報を知り得る立場にある役員および従業員が,その情報の公表の前に,企業グループおよび他上場会社の株式等の取引を行い,個人的な利益を得ることはしません。

〇個人情報の保護

業務上必要とする個人情報(お客さま情報や株主情報など)については,利用目的を明示したうえで,適正な方法により収集します。また,業務上知り得た個人情報については,漏洩などが起きないよう徹底した管理を行います。

〇情報管理の徹底

在職中または退職後を問わず,業務遂行上知り得る情報で未公表の会社経営に関する情報,お客さまに関する情報,株主・投資家の皆さまに関する情報,お取引先に関する情報,役員および従業員に関する情報などについて, ソーシャルメディア等への投稿を含め, 開示, 漏洩しません。

(2)企業倫理の徹底

経営の進め方や業務の処理等の企業行動の決定にあたり,常に企業倫理を徹底します。
特に,次の事項について徹底していきます。

〇反社会的勢力に対する毅然とした対応

社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的な勢力・団体に対しては,毅然とした態度で対応します。

〇政治・行政との健全な関係

公益事業を担う企業として,法の精神,企業倫理を念頭に置き,政治,行政との健全かつ正常な関係を保ちます。

〇国際社会との協調

国際的な事業活動においては,国際ルールや現地の法律の遵守はもとより,現地の文化や慣習を尊重し,その発展に貢献する経営を行います。

〇贈答と接待

役員および従業員は,社会通念上常識の範囲を超える取引先からの贈物および接待は受けません。贈物をする場合および接待する場合も同じです。

〇公私のけじめ

公私の区別に留意して行動します。特に,就業時間内における私的な行為,会社財産の私的目的での使用などは行いません。

〇業務外活動における誠実な行動

私的な活動においても,社会常識および公益事業に携わる者としての自覚に基づき,誠実に行動します。特に,飲酒運転など,社会に危険を及ぼし,会社の信用を失墜させるような行為は,絶対に行いません。

3.地域との協調と地域社会への貢献

(1)地域との協調

地域社会の一員として,地域社会との協調・協力を図り,相互の理解に基づく信頼関係を構築していきます。

(2)地域社会への貢献

地域の活性化および地域文化の向上などのために継続的な活動を行います。

4.環境への配慮

(1)地球温暖化問題への取り組み

事業活動から排出される温室効果ガスの抑制に努めるなど,地球温暖化対策に積極的に取り組んでいきます。

(2)循環型社会形成への取り組み

廃棄物の適正かつ確実な管理および処理を行うとともに,発生の抑制,再使用,リサイクルを推進し,循環型社会の形成に貢献します。

(3)環境に関わるコミュニケーション

環境保全活動について広く情報公開するとともに,地域社会の一員として環境活動に積極的に取り組みます。

5.透明な事業活動の推進

(1)コミュニケーションの確保

企業活動の遂行にあたって,お客さま,地域の方々,株主・投資家の皆さま,お取引先の方々, 従業員などと幅広く,円滑なコミュニケーションを図っていきます。

(2)誠実な広報・広聴活動

広報・広聴活動を行う場合,事実に基づき,誠実に対応します。また,他者を誹謗したり,個人の尊厳を傷つけたりするような表現による広告は行いません。

(3)情報の公開

お客さま,地域の方々,株主・投資家の皆さま, お取引先の方々, 従業員などに対し自ら積極的に情報を公開します。

6.個人の尊重と風通しの良い活力ある企業風土づくり

(1)個人の尊重

従業員ひとりひとりの人格,個性,および,プライバシーを尊重します。企業グループが保有する従業員の個人情報は,法令上の要求や,正当な業務上の必要性がない限り,本人の同意がなければ,開示しません。

(2)性別等による差別の禁止

従業員を性別・年齢・障がい・人種・国籍・出身地・思想・信条・宗教等に基づく差別をしません。また,職場における暴力的行為,暴言,性的嫌がらせ,その他これに類する行為を容認しません。

(3)風通しの良い活力ある企業風土づくりと改善していく組織文化の醸成

社内外を問わず企業・部門・関係者間での連携を深め,職場で自由活発に意見が交わされるとともに,多様な人材がそれぞれの個性と能力を発揮し,新しいことに果敢に挑戦できる,風通しの良い活力ある企業風土づくりを推進します。
不適切な事象が確認された場合は,積極的に受け止めてそれを改善していく組織文化を醸成します。これにより,適法性や倫理性が問われる事態が発生することを未然に防止するよう努めます。

7.経営トップ,管理職の対応

(1)本指針の精神の徹底

役員および管理職は,本指針を率先垂範するとともに,自らの役割として本指針の精神の徹底に努めます。また,社内外の声を常時把握するよう努め,企業倫理・法令遵守の徹底を図ります。

(2)経営トップの責務

本指針に反する重大な事態が発生した場合は,経営トップ自ら問題解決に当たる姿勢を社内外に表明し,原因究明,再発防止を図ります。また,社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し,権限と責任を明確にし,自らを含めて厳正な処分を行います。

以上

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